オーストラリア対日本の会場はメルボルンに決定した【写真:Getty Images】
オーストラリアサッカー連盟(FFA)は、10月11日に行われるW杯アジア最終予選のオーストラリア代表対日本代表の試合会場がメルボルンのドックランズ・スタジアムで開催することを発表した。
同スタジアムはエティハド航空がネーミングライツを取得しており、リーグ戦が行われる際は『エティハド・スタジアム』と呼ばれている。また、Aリーグのメルボルン・ビクトリーがホームスタジアムとして使用している。収容人数は約5万3000人で、サッカーを開催できるスタジアムとしては国内で3番目の大きさである。
グループ最大の注目試合となる日豪戦だが、ビクトリア州政府のフィリップ・ダリダキス観光・主要イベント大臣代行は、この大一番を招致できたことに喜びの声を上げている。
「ビクトリア州はW杯最終予選の最大の天王山となる大事な試合を主催する権利を獲得できたことを心より喜んでいる。両国のサッカーには“歴史”がある。誰もが2006年W杯での両国の対戦を覚えているだろう。ビクトリア州での今回のような大きなイベントは、世界中の人々の注目を引き付けることにもなり、現地の経済にとっても大きな刺激となる」
また、オーストラリア代表のアンジ・ポスタコグルー監督も、「10月はかなりチャレンジングな期間になる。10月6日のサウアラビアでのアウェー戦の直後にオーストラリアに戻り、強敵日本との対戦に備えなければならない。そのいずれも非常に重要な試合で、これらの大事な2試合を5日間で戦うには、すべてにおいてきっちりした準備が必要だ」と日本戦の警戒を強めた。
日本代表は9月1日にホームで行われるUAE戦で最終予選の初戦を迎え、アウェイのオーストラリア戦は4試合目となる。過去に両チームは23回対戦して日本の8勝8分7敗とほぼ互角の成績となっている。
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