スペイン代表のジェラール・ピケ【写真:Getty Images】
バルセロナのスペイン代表DFジェラール・ピケは、今回のEUROに参加したスペイン代表が優勝するレベルになかったと認めた。28日付け『マルカ』が報じた。
EUROで2連覇中のスペイン代表は、現地時間27日に行われた決勝トーナメント1回戦イタリア戦に0-2で敗戦し、3連覇の夢が潰えた。
ピケはEURO敗退について、「選手たちのレベルだけじゃない。非常にたくさんのことがあると思う。スタイルも以前と同じようにプレーしたくても、効果的にできなくなってきた。小さなことが集まった結果だよ。もし大きな大会で勝利したかったら、上を目指さなければならない」と分析した。
さらに、スペインは優勝候補ではないと強調した上で、優勝できるチームではなかったと語っている。
「(大会前の親善試合)ジョージア戦に負けた時に言ったよ。我々は優勝候補じゃないってね。名前や過去の栄光だけで優勝候補とされていたが、我々はたくさんいる中でのベストな代表チームじゃない。我々にはとても素晴らしい選手がいるけど、今現在大会を優勝するレベルにはいないね」
グループCで首位通過が期待されていたスペインだったが、最終戦でクロアチアに敗北を喫して2位で決勝トーナメントに進み、イタリアと対戦することとなっている。
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