代表引退を表明したリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
アルゼンチンで大統領を務めるマウリシオ・マクリ氏が、代表引退を表明したリオネル・メッシに対して再考するように迫った。28日に英メディア『ESPN FC』が報じている。
メッシは、コパ・アメリカ決勝でチリ代表に敗れた後に代表引退を表明した。しかし、ファンやサポーターがツイッター上で「辞めないで」とつぶやくなど、反対する声で溢れている。
アルゼンチンの大統領はメッシについて「私は彼に感謝している。彼は私たちに幸運をもたらし、生活に喜びを与えてくれた。サッカー狂の国であるために、世界最高の選手が現れたことは神からの贈り物だろう」と語り、同選手の活躍に感謝を示した。
しかし、一方で「サッカーファンとして、私はあなたの決定を再考するように求める」とコメント。同メディアによると、アルゼンチン大統領は電話でメッシと話し合い、説得を試みていたようだ。アルゼンチン国内ではSNSなどを通じて”メッシ辞めないで”運動が起こるなど、メッシの代表引退表明に動揺が走っている。
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