オランダと同組になったことに不満【写真:goal.com】
レアル・マドリーに所属するスペイン代表GKイケル・カシージャスが、2014年ブラジル・ワールドカップ(W杯)のグループ分けで、オランダと同組に入ったことに不満をちらつかせた。
オランダ、チリ、オーストラリアと同じグループBに属するスペイン。8日にクラブの記者会見に出席したカシージャスは、前大会優勝国スペインと準優勝国オランダが同じグループに入ったことに「整合性があるか」を問われ、次のように返答している
「その意見に同意するよ。抽選方法というものは、ときに整合性を伴わない、理解に苦しむものとなる。とにかく、僕たちに何かを選べる権利はないんだ。どのチームがどこよりも優れていると、こちらで決められるわけじゃないんだよ」
「難しいグループとなったね。まず、欧州予選で素晴らしい結果を残した前大会の準優勝チームと戦い、その後にいつも困難な試合を強いられるチリ戦だ。ただ南アフリカでの前大会は、初戦のスイス戦を落とし、その後にポルトガル、ドイツ、オランダと勝利を重ねた。試合から試合へ進まないとね」
今大会は、カシージャスにとって最後のW杯になるのだろうか。
「まだ12月だし、来年の6月まで待つ必要がある。代表監督がW杯に向けた最終メンバー23名を発表したとき、そこに自分の名があれば大きな喜びを感じなければならない。これが最後の出場になると捉えてね」