ポール・ポグバ【写真:Getty Images】
ユベントスからの移籍が噂されるポール・ポグバに、古巣マンチェスター・ユナイテッド復帰の可能性が浮上した。スペイン紙『アス』が報じている。
これまではレアル・マドリー移籍が濃厚と見られていたポグバ。しかし、ここにきていくつかの壁が見えてきた。一つ目は金銭面だ。ユベントスはマドリーに対し1億2000万ユーロ(約136億円)を要求しており、選手本人も大幅な給与アップを求めているため交渉は停滞しているという。
また、ジネディーヌ・ジダン監督はチームにバランスをもたらす存在としてポグバの獲得を熱望しているものの、フロレンティーノ・ペレス会長が同選手の獲得に乗り気でないことも交渉に影響しているようだ。
そこでマンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督が動き出した。サー・アレックス・ファーガソン監督時代に出場機会を求めてクラブを去ったフランス代表MFを復帰させるため、代理人のミーの・ライオラ氏とコンタクトを取って再獲得の可能性を探っている。
もちろんユベントスもポグバの残留を諦めていない。現在の契約を3年間延長して2022年までとし、基本給とボーナスを大幅に見直す形での契約更新オファーで引き抜きに対抗しようとしている。果たして最後にポグバの心を動かすのはどのクラブになるだろうか。
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