ベルギーの次なるスター候補【写真:goal.com】
スタンダール・リエージュFWミッチー・バツフアイは、アーセナルなどが獲得に関心を示しているとの報道を受け、来年夏のビッグクラブ移籍に向けた意欲を口にしている。
今シーズンここまでベルギー1部リーグで得点ランク首位の12ゴールを記録し、スタンダールの好成績に貢献しているバツフアイ。ベルギーU-21代表でもある同選手は、ベルギー『Het Laatste Nieuws』に対して次のように語った。
「来シーズンはベルギーでプレーしているとは思わない。僕の両親、特に父親も、僕が次のステップに進む準備はできたと考えているよ」
「今年の夏にも多少の興味は持たれていたけど、何も残さないままスタンダールを去りたくはないと思ったんだ。チャンピオンか、得点王にはならないとね」
移籍先の希望として、バツフアイはイングランドとドイツの2つのクラブを挙げている。
「夢見ているクラブは2つある。アーセナルとボルシア・ドルトムントだ。ドルトムントはクオリティーと精神力の両方を兼ね備えたチームだから。アーセナルは若くて有能な選手たちにチャンスを与えているからだ」
一方で、スタンダールのロランド・デュシャテレ会長は複数クラブからの関心を認めながらも、冬の移籍市場でバツフアイを放出する可能性は否定している。
「興味を持っているクラブはアーセナルだけではない。だが、ミッチーが来月どこかへ行くことはないよ」
GK川島永嗣の守備での貢献もあってベルギーリーグ首位を走り続けているスタンダール。バツフアイは6年ぶりのリーグ制覇と得点王のタイトルを置き土産にステップアップを果たすことができるだろうか。