清武弘嗣【写真:Getty Images】
リーガ・エスパニョーラのセビージャは24日、清武弘嗣の正式加入を発表した。
すでにスペイン入りしていた清武はメディカルチェックを問題なくパスし、セビージャとの4年契約にサインしている。
かつてディエゴ・マラドーナらが着用した「10番」を要求しているとの報道も出ていたが、現段階で背番号は発表されていない。
クラブ公式サイトでセビージャ加入の喜びを語る清武は「見ての通り僕は背が高いわけではないけど、それは求めらていることではない。僕の強みはチャンスメイクとハードワークだ」と長所をアピール。チームの印象については「テレビで見たときみんなの名前はわからなかったけど、すべての選手がハードワークしていたのは覚えている」と語っている。
さらに「2年後のW杯に日本代表として出場するのが僕のひとつの目標になっている。だけど、とにかくまずはセビージャで地道に努力し、チャンピオンズリーグを戦いたい。このチームに大きな価値をもたらせるようトライしたい」と今後の目標とセビージャでの意気込みを述べた。
今季まで所属したハノーファーでは昨夏から10番を背負い、負傷に苦しみながらも21試合に出場し5ゴール6アシストを記録。チームの出来を左右する柱として活躍した。スペインでの1年目に向けて「10ゴール10アシスト」を目標に掲げているが、果たして期待に違わぬパフォーマンスを披露できるだろうか。
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