U-16日本代表の久保建英【写真:Getty Images】
【U-16日本代表 1-2 U-16マリ代表】
U-16日本代表は24日、U-16インターナショナルドリームカップ2016の第2戦でU-16マリ代表と対戦した。
鳥取県で行われている同大会で、日本は第1戦のU-16ハンガリー戦では4-1で勝利を収めている。
元バルセロナでFC東京U-18所属の久保建英は4-2-3-1り右サイドで先発出場。左には同じくFC東京U-18の平川怜、2トップに中村敬斗(三菱養和SCユース)と宮代大聖(川崎フロンターレU-18)が入った。
スコアレスで進んだ前半38分、チーム最年少15歳の久保が魅せる。右サイドで久保が相手DF3人を手玉に取って中央にパスを送ると、平川がボレーシュートを叩き込んで日本が先制点を奪った。
前半は1-0のリードで終えた日本だったが、後半開始直後に追いつかれてしまう。ママドゥ・サマケが4人を抜き去り、ゴールに流し込まれてしまう。
さらに日本はその4分後にゴール前でワンツーで崩されると、最後はシビリ・ケイタに決められ、逆転を許してしまう。
同点に追いつきたい日本は棚橋尭士(横浜F・マリノスユース)といった攻撃的な選手を投入するが、マリのスピードを活かした攻撃を前に防戦の展開が続く。
結局、最後まで日本は同点に追いつくことができず、後半の連続失点でマリに逆転負けを喫した。前回大会で優勝している日本だが、この敗戦によって連覇に黄信号が灯った。日本は最終戦でメキシコと対戦する。
【得点者】
1-0 38分 平川(日本)
1-1 52分 サマケ(マリ)
1-2 56分 ケイタ(マリ)
【順位表(2節終了時点)】
1.マリ 勝ち点6(4)
2.日本 勝ち点3(2)
3.ハンガリー 勝ち点3(-1)
4.メキシコ 勝ち点0(-5)
()内は得失点差
【了】