セビージャへの移籍が決定した清武弘嗣【写真:Getty Images】
セビージャへの移籍が決定した日本代表MF清武弘嗣が、新天地スペインに到着した。スペイン紙『アス』が伝えている。
間もなくメディカルチェックも通過し、ヨーロッパリーグ3連覇を達成したセビージャと4年契約を結ぶ見込みとなっている。移籍金は650万ユーロ(約7億7000万円)とみられている。空港に降り立った際は敏腕として知られるセビージャのモンチSDも出迎えた。
4年間プレーしたドイツを離れ、初めてのスペインでの挑戦を決断した清武だが、背番号はハノーファー時代と同じく「10番」を要求しているという。
セビージャで10番を背負ったのは、ホセ・アントニオ・レジェス、ルイス・ファビアーノ、ジュリオ・バチスタと言った面々に加えて、サッカー界のレジェンドであるディエゴ・マラドーナもその一人である。
また、セビージャでの目標は「10得点して、10アシストもしたい」と掲げ、日本人選手の活躍が難しいといわれているスペインでの飛躍を誓った。
清武の公式戦デビューは8月にノルウェーで行われるUEFAスーパーカップのレアル・マドリー戦が濃厚となっている。リーグ開幕前にはバルセロナとホーム&アウェイ形式のスペイン・スーパーカップを行う。
【了】