バルセロナのネイマール【写真:Getty Images】
バルセロナは契約延長交渉を続けるブラジル代表FWネイマールについに愛想を尽かしたかもしれない。23日付けスペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じた。
バルセロナのサッカー部門責任者であるラウル・サンジェイ氏が現在リオ五輪にむけブラジルに滞在しているネイマール及び代理人である父ネイマール氏との契約延長の最終の詰めを行っている。クラブ側は2020年までの延長に加え、金銭面でも条件を大幅にアップしチームのエースであるFWリオネル・メッシに次ぐ手取り1500万ユーロ(約18億円)の年俸を提示している。
ネイマールにはパリ・サンジェルマン(PSG)が手取り2500万ユーロ(約30億円)という年俸を提示しオファーを出しており、金銭面ではPSGに敵わないクラブ側はこれ以上条件のアップは無意味と交渉は行わず、あとはネイマール側の返事を待つだけであるのことだ。
しかしながら、父ネイマール氏は依然としてレアル・マドリー、マンチェスター・ユナイテッド、PSGに同選手を売り込んでいるとみられ、これ以上交渉が難航すれば、電撃移籍が実現する可能性が浮上しているようだ。
多くのメディアが注目するネイマールの去就問題だが、今夏ビッグディールは生まれるのだろうか。
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