自らの教育論を語った本田圭佑【写真提供:Stuart Ramson/UN Foundation】
日本代表の本田圭佑は現地時間22日、アメリカのユナイテッド・ネイションズ・ファンデーションの「Global Advocate for Youth」に任命され、ワシントンDCで就任スピーチを行った。
本田は就任スピーチで子どもの教育に対する必要性を訴え、教育者としての自らの持論を述べた。
「私は、プロフェッショナルのサッカー選手であり、起業家であり、教育者です。今日は、教育者として私の考えと哲学を共有したいと思います。私の任務は、子ども達の教育をサポートすることです。特に、あまり恵まれていない国にいる子ども達の教育をサポートすることです。
今日世界を見渡すと、発展途上国にいる子ども達を助けるために先進国による努力が見えます。もちろん、これは必要なことです。
しかし、これは短期的な取り組みであり根本的な問題を解決するものではありません。私は、地産地消の機会を与えることが真の解決策だと信じています。私たちは子供の人生を親に依存させるべきではないと思います」
過去にも本田は台湾やカンボジア、インドネシアなど多くの国を訪れて子どもたちへサッカークリニックを開催してきた。
【了】