メッシに土下座する乱入した観客【写真:Getty Images】
アルゼンチン代表は現地時間21日、コパ・アメリカ準決勝でアメリカ代表と対戦して4-0の勝利を収めて決勝進出を果たした。
バルセロナのリオネル・メッシは前半32分に得た直接フリーキックを鮮やかに決めて、ガブリエル・バティストゥータ氏が持つ代表通算54得点を抜く55得点目を記録し、代表最多得点記録を樹立した。
エースが大偉業を成し遂げた試合だったが、ひとりの観客が後半開始直前にピッチに乱入するハプニングが発生した。米『ロサンゼルス・タイムズ』が伝えている。
アルゼンチン代表のユニフォームを着た男性がメッシのもとに駆け寄り、ハグを求めた上にメッシの前でひれ伏し、土下座でその偉業を称えたのだ。
メッシはこの試合で2アシストも記録して3得点を演出。2大会連続、直近5大会中4度目となる決勝進出に大きく貢献している。
今大会でアルゼンチンが優勝すればウルグアイがもつ大会最多優勝回数に並ぶことができるが、母国を23年ぶりの大会制覇へ導くことができるだろうか。
【了】