好調の勢いで差をつくる【写真:goal.com】
7日に行われたプレミアリーグ第15節、リヴァプール対ウェスト・ハムの一戦は、4ー1でホームのリヴァプールが勝利した。
前節ノリッジ・シティ戦で脅威のパフォーマンスを見せたルイス・スアレスの勢いを生かしたいリヴァプールだったが、この日はなかなか決定機をつくることができない。ウェスト・ハムにチャンスをつくられる場面もあり、あわや失点というところも見られた。
しかし、リヴァプールの勢いは止まらなかった。41分にスターリングが決定機を逃した直後に先制点が決まる。ペナルティーエリア右でボールを持ったL・スアレスがシュートを放つと、GKが弾いたボールがデメルに当たってゴールへ。相手のオウンゴールでリードを得て折り返した。
後半開始直後にも、やや幸運なゴールが舞い込む。右からジェラードがFKを入れると、ファーサイドのサコは当てそこねた。大きく弾んだボールにシュクルテルらが詰めて、混戦の中でゴールネットが揺れる。
55分にジェラードがももの筋肉を痛めたようで交代したリヴァプールは、66分にシュクルテルのオウンゴールで1点差に詰め寄られる嫌な展開。
それでも80分、グレン・ジョンソンのクロスにファーサイドのL・スアレスが合わせて勝負を決定づけると、82分にはノーランが危険なタックルで退場となり、リヴァプールが数的優位に。84分にはエースのミドルシュートが相手に当たってゴールに入って4ー1。リヴァプールの勝利が決まった。