バルセロナとの契約延長が難航するネイマール【写真:Getty Images】
ネイマールとバルセロナの契約延長の雲行きが怪しくなってきている。21日付けスペイン紙『マルカ』が報じた。
バルセロナはネイマールと契約延長を望み、今年に入ってから交渉を行なっていることを認めている。両者はすでに契約延長にほぼ合意しているとされるが、クラブの財政上の問題で契約書へのサインは現地時間7月以降となっているとみられていた。
しかし、ここにきてネイマールの代理人である父ネイマール氏が数ヶ月前よりレアル・マドリー、パリ・サンジェルマン、マンチェスター・ユナイテッドとの接触を続けていることをもう一人の代理人であるヴァグネル・リベイロ氏が認め、話がこじれ始めている。
父ネイマール氏はヨーロッパ各国ではネイマールはよいオファーが届けばバルセロナからの移籍はありうると発言。一方でバルセロナではネイマールはバルセロナから移籍はせず“しかるべき瞬間”に契約延長をすると発言し”ふたつの顔”をうまく使い分けている。
バルセロナはサッカー部門責任者であるラウル・サンジェイ氏が現在リオ五輪にむけブラジルに滞在しているネイマールとの契約延長の最終の詰めを行っているというが、果たして無事に契約延長となるだろうか。
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