ボローニャを下し単独首位堅持【写真:goal.com】
ユヴェントスのアントニオ・コンテ監督は、無失点でのリーグ7連勝を収めたチームの戦いぶりを称賛しつつ、さらなる改善も要求している。
6日にセリエA第15節でボローニャのホームに乗り込んだユヴェントスは、MFアルトゥーロ・ビダルとDFのジョルジョ・キエッリーニのゴールで2-0の勝利。2位ローマの結果を待たずに単独首位キープを確定させた。
試合後のコンテ監督のコメントをイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えた。
「誰が出場するかにかかわらず、選手たちは何をするべきか分かっている。今日は(ファビオ・)クアリアレッラが良かったと思う。密度の濃い70分間を戦っていた」
「(ミルコ・)ヴチニッチも、ひざを痛めるまでは良かった。いつも先発ではない選手を5人入れてもこれだけ高いレベルが保てるという事実が、私にとってもサポーターにとっても何より良いことだ」
リーグ戦での連続ゴールが3試合で途切れたFWフェルナンド・ジョレンテに対しては、さらなる決定力の向上を求めた。
「ジョレンテがGKとの1対1を決められなかった後、相手のカウンターから1-1にされかけた。彼は今日も素晴らしいパフォーマンスを見せていたが、フィニッシュだけは別だった」
「多くの面で良くなってきているが、後はゴール前でもっと狡猾にならなければいけない。彼がもっと決定的な仕事をできるようにするため、あらゆる手を尽くしたい」
10日には、チャンピオンズリーグで決勝トーナメント進出を懸けた直接対決となるガラタサライ戦が控えている。
「3年連続のスクデットは簡単ではないが、今はこの勝利を喜んで、それからガラタサライのことを考えよう。グループステージでは自分たちで状況を苦しくしてしまった。その状況をうまく抜け出せるようにしなければならない」