サガン鳥栖に加入した青木剛【写真:Getty Images】
J1リーグのサガン鳥栖が23日、鹿島アントラーズから元日本代表DF青木剛を完全移籍で獲得したことを発表した。
青木は2001年に鹿島に加入後、2007年から2009年までのリーグ3連覇に貢献し、ナビスコカップや天皇杯のタイトル獲得にも貢献。今季はまだリーグ戦で1試合も出場がなく、在籍16年目にして苦しいシーズンを送っていた。
青木は鳥栖のオフィシャルサイトを通じて「今回、移籍のお話をいただいた時、自分自身と正面から向き合いながら、いろいろな考えを巡らせました。その結果、新天地で挑戦することが自分にとって最良の選択であるという結論に至りました。自分のサッカー人生において新たなスタートを迎えますが、少しでもサガン鳥栖と地域のために貢献したいと考えています。
これまでの経験をいかしながら、自分に挑戦の場を与えてくれたクラブへの感謝の気持ちを胸に戦います。クラブに関係するすべての皆さんに喜んでいただけるよう、そして最高の形でシーズンを終えられるよう、全力を尽くしたいと思います」とコメントし、意気込みを語った。鹿島で培った経験を鳥栖でも活かしていきたいところだ。
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