ユベントスのフランス代表MFポール・ポグバ【写真:Getty Images】
ユベントスのMFポール・ポグバにとって、やはりレアル・マドリーというクラブは特別な存在のようだ。20日付けスペイン紙『マルカ』が報じている。
マドリーが獲得を切望していると言われるポグバ。同選手の代理人を務めるミーノ・ライオラ氏は「ポグバがここ2年間、移籍市場の目玉になっているのは間違いないが、もう慣れているよ」と語った。「過去に4クラブがユベントスと移籍に合意したが、ポグバが首を縦に振らなかった。彼はトリノで幸せだし、ユベントスに残ることに何も問題はない」と選手の心境を明かしている。
ライオラ氏はマドリーについて「彼らがポグバを切望しているのは秘密でもなんでもないよ。毎年マドリーとは話し合いの場を持つ。しかしマドリーだけでなく、マンチェスター・ユナイテッド、バルセロナ、マンチェスター・シティ、リバプール、チェルシーなどとも話し合いの場を持っているし、それが自分の仕事だ」と明言を避けた。
それでも、マドリーとは「まだ最初の段階で、交渉にまで進んでいない」とするものの、ポグバにとって「(ジネディーヌ・)ジダン(監督)とレアル・マドリーというクラブは特別な存在だ」と告白した。
「ユナイテッドは彼の人生の一部で、バルセロナの攻撃陣はお気に入りだ。パリ・サンジェルマンはパリのクラブで自宅がそこにある…。しかし、レアル・マドリーだけは特別なんだ」
現在最も高価な選手の一人となっているポグバ。同選手の去就はポグバ自身の“意思”が鍵となっているのは間違いないようだ。
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