レアル・マドリーのクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
驚異的なパフォーマンスと完璧な肉体から、しばしば“サイボーグ”に例えられるクリスティアーノ・ロナウド。しかし、彼もやはり生身の人間のようだ。20日付けスペイン紙『アス』が報じた。
現地時間18日に行われたEURO2016グループF第3戦オーストリア代表戦に主将として出場したC・ロナウドは0-0の状況の79分にPKを失敗。試合は引き分けに終わり、ポルトガル代表は最終戦の結果次第ではグループリーグ敗退の可能性が浮上した。
PKを失敗したC・ロナウドは相当ショックであったようで、ポルトガル代表フェルナンド・サントス監督は「クリスティアーノ(・ロナウド)は眠れなかったよ。日曜(現地時間19日)、自分が起きるよりずっと前から動いていたみたいだからね」とPK失敗を引きずっていたことを明かした。
F・サントス監督はC・ロナウドについて「やっぱりポルトガル代表の主将だからね。問題を見ない振りはできないよ。だが彼は勝者であり、経験からリアクションを起こしてくれると信じているよ」と最終戦での”爆発”を期待していると語った。
GS最終節は強敵ハンガリーと対戦するポルトガル。果たしてC・ロナウドはポルトガルを勝利に導くことができるのだろうか。
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