ウェールズ代表のガレス・ベイル【写真:Getty Images】
EURO初出場にして、決勝トーナメント進出の可能性を残すウェールズ代表。チームの絶対的エース、ガレス・ベイルはその可能性を信じている。18日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
記者会見に臨んだベイルは1-2と敗れた、先のイングランドとの一戦について「イングランド戦って何のことだい?」とジョークを交えながら、「今はそれについては忘れなければいけないね。もう終わったことだ」とコメントしている。
次戦は、決勝トーナメント進出をかけたロシア戦となるが、「14歳の時、カーディフのスタジアムで、EURO2004への出場をかけたプレーオフ、ウェールズ対ロシアの一戦を父や友人と見た。今でも覚えている」と因縁の相手であることを打ち明け、「(0-1で敗れたが)もう過去の事で、今は今だ」と続けた。
そして、「第一の目標はグループリーグ突破だ。まだ我々にはチャンスがあるし、この機会をモノにしたい」と語り、「運命は我々自身の手の中にある。我々はこの先に進むための全てを備えている」と突破に自信を見せた。
ここまで2戦連発でFKからゴールをマークしているベイル。自力での突破の可能性を残している今、エースの更なるゴールでその悲願を手繰り寄せることは出来るのだろうか。
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