山口蛍のセレッソ大阪復帰が決定【写真:Getty Images】
来季からブンデスリーガ2部に降格するハノーファーは19日、日本代表MF山口蛍のセレッソ大阪復帰を発表した。
昨年12月末にハノーファー移籍が決定しドイツへ渡っていた山口は、わずか半年でのJリーグ復帰となる。今年3月の日本代表戦で負った顔面の負傷の影響もあり、ブンデスリーガでは6試合の出場にとどまった。
ハノーファーのディレクターを務めるマルティン・ベイダー氏はクラブ公式サイト上で「ホタルがホームに帰りたいと希望してきた」と述べた一方、「コーチングスタッフと協議し、彼が2部でチームにクオリティをもたらしてくれると思っていた」と来季の戦力として考慮していたことも明かしている。
山口もクラブ公式サイトにコメントを寄せ「冬に移籍したハノーファーで素晴らしい時間を過ごせた。偉大なクラブでプレーする大きな喜びや、新たなメンタリティを知れた」と半年間在籍したハノーファーに感謝している。
そして下部組織時代から在籍した古巣への出戻りとなることについて「再び家族の近くや身近な人たちに囲まれたところに住みたくて決断した」と、その理由を述べた。
半年ぶりのC大阪復帰により、古巣をJ1昇格に導くことが山口の今季の目標となる。まずは3月に負った顔面の負傷を治し、1日も早く公式戦のピッチに戻ることを目指す。
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