浦和レッズのサポーター【写真:Getty Images】
浦和レッズは16日、明治安田生命J1リーグ1stステージ第15節、鹿島アントラーズ戦後にSNS上で差別的発言を投稿した人物と面談したことを発表した。
鹿島のカイオに対し差別的な意味のツイートをしたことで問題になっていたこの人物は、クラブと約束した面談に現れたなかったことについて「今回の件が非常に大きな問題となり、怖くなってしまった」と釈明した。
また当日は試合をテレビで観戦しており、「浦和レッズが敗れたことで感情的になり、当該のメッセージをSNSに掲載してしまった」と事の経緯を説明。そのうえで「今回の行動を非常に後悔しており、カイオ選手をはじめ、鹿島アントラーズのみなさま、この件でご不快な思いをされたみなさま、浦和レッズのファン・サポーターのみなさま、浦和レッズに対して謝罪したい」という意思を示しているという。
浦和はこれまでクラブとして法的措置も検討するとしていたが、今回の発表では投稿者の今後の取り組みなどを見た上で今後の対応を決めると改めた。そしてカイオや鹿島に重ねて謝罪の意を表明している。
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