神戸が獲得したニウトン【写真:Getty Images】
J1のヴィッセル神戸は16日、ブラジルのインテルナシオナルからMFニウトンを完全移籍で獲得した。背番号は「10」。
名門コリンチャンスでキャリアをスタートさせたニウトンは、その後ヴァスコ・ダ・ガマ、クルゼイロを経てインテルナシオナルに加入。これまでブラジル選手権Aを2回優勝するなどいくつかのタイトルを獲得している。
神戸のオフィシャルサイトを通じ、「新しい扉を開き、チャンスをくれたヴィッセル神戸に心から感謝しています。サポーターの皆さんには12番目の選手として、我々を支え、後押ししてください」とコメントを残している。
欧州ビッグクラブを含めた世界中のスカウトも利用している『Wyscout』が集めたデータを見てみると、ニウトンの基本ポジションはボランチで、中盤の底でゲームメイクを得意とする選手だ。
守備では時折ルーズさを見せる場面も多く献身的に走るタイプではないが、正確なパスを前線に供給できる。また、ここぞというタイミングでドリブルで持ち上がってチャンスを作るなど、攻撃の起点になる選手でもある。
ブラジル時代の得点数は決して多くないが、セットプレーでの空中戦では抜群のヘディングの強さを見せる。さらにFKでは弾丸シュートを持ち合わせており、セットプレーで武器になりそうだ。
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