EUROで苦戦中のビッグスターたち【写真:Getty Images】
EURO2016のグループステージ第1節が終了したが、“ビッグスター”が苦戦を強いられているようだ。15日付けのイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
今大会で最も期待が集まっていたポルトガル代表のFWクリスティアーノ・ロナウドは不発に終わり、同国代表は人口33万人のアイスランド代表と引き分けた。
同じくポーランド代表のFWロベルト・レヴァンドフスキやスウェーデン代表のFWズラタン・イブラヒモビッチといった代表チームのエースも不発。後者は少なくとも相手のオウンゴールを誘ったが、勝利に導くことはできなかった。ロシア代表と引き分けたイングランド代表も今季のプレミアリーグ得点王のFWハリー・ケインは不発。史上最高額選手と名高いMFポール・ポグバも途中で交代させられている。
スペイン代表はFWアルバロ・モラタの力を借りずに勝利を収めた。2010年のワールドカップでドイツ代表の主役となったFWトーマス・ミュラーとMFマリオ・ゲッツェは、ウクライナ代表との対戦でチーム最低点だった選手の内の2人である。
唯一期待通りの活躍をしたのはガレス・ベイルだけだ。フリーキックを決めて先制点を上げると、ウェールズ代表を勝利へ導いている。
一方で、フランスではパイエが2戦連続ゴールを決めるなど、新たなスター選手が誕生している。今大会の主役になるのは誰になるのか。今後の展開に注目が集まりそうだ。
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