解任されたブラジル代表のドゥンガ監督【写真:Getty Images】
アメリカで開催されているコパ・アメリカは現地時間14日、グループステージの全日程が終了した。
第1回開催から100周年を記念して北中米カリブ海の6ヶ国を迎え入れた記念大会だったが、グループステージは大荒れの展開となった。
優勝候補筆頭といわれていたブラジルは最終戦でペルーに敗戦し、まさかのグループステージ敗退。決勝点となったラウル・ルイディアスのゴールは手によって押し込まれたものであり、“世紀の大誤審”として世間を賑わせ、敗退の結果を受けてカルロス・ドゥンガ監督は解任となった。
また、ウルグアイも初戦から2連敗を喫して早々に敗退が決定。第2節ベネズエラ戦では、0-1のリードを許している場面でベンチに座っていたルイス・スアレスがオスカル・タバレス監督に出場を要請するも断られ、着用していたビブスを投げ捨ててベンチを強く叩く場面も見られた。
最終戦ではジャマイカに大勝したものの、最多15回の優勝を誇るウルグアイの夢は潰えた。
なお、アルゼンチンは最終節でボリビアに圧勝し、グループステージ唯一の3連勝で決勝トーナメント進出。準々決勝ではベネズエラと対戦する。
また、前回王者チリはメキシコと、開催国アメリカはエクアドルと対戦する。決勝トーナメントの組み合わせは以下の通り。
■準々決勝 組み合わせ
【1】アメリカ(A1位)vsエクアドル(B2位)
【2】アルゼンチン(D1位)vsベネズエラ(C2位)
【3】ペルー(B1位)vsコロンビア(A2位)
【4】メキシコ(C1位)vsチリ(D2位)
■準決勝 組み合わせ
【1】の勝者vs【2】の勝者
【3】の勝者vs【4】の勝者
【了】