初戦の対ロシア戦に詰めかけたイングランドサポーター【写真:Getty Images】
EURO2016の最注目カードの一つであるイングランド対ウェールズは最大5万人のサポーターが街を占拠する事態となるようだ。14日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
イギリスとフランス間に広がるドーバー海峡のフランス側に位置し試合会場のランス市が所在するパ・ド・カレー県当局は、フェリーや鉄道の予約状況から英国決戦に4~5万人のサポーターがドーバー海峡を渡ってくると見込んでいるようだ。
また15日にはランスからわずか40kmほど離れたリールでは、ロシアとスロバキアの一戦が行われる。マルセイユで大騒動を起こしたイングランドとロシアのサポーターが再び衝突する危険性もあるということで現地警察もセキュリティーの強化に余念がない。
残念ながらピッチ外でのニュースも多い今大会。この注目の一戦が行われるランスのスタジアムは約34,000人の収容ということで、チケットのないサポーターが大量に町に溢れることが予想される。くれぐれもファンや住民たちがサッカーを安全に楽しめるようにあって欲しいものだ。
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