フランス各地でファン同士による暴動が勃発【写真:Getty Images】
イギリスの外務省が、フランスでEURO観戦中のイングランドやウェールズのファンに対して注意を促した。14日に英紙『スカイスポーツ』が報じている。
同紙によると、外務省が”ファンは慎重に行動しなければならない。チケットを持っていない人は、この期間中にリールやランスに行くのを避けるべき”と助言したとのこと。
現地時間15日にロシア代表とスロバキア代表の試合がリールで、イングランド代表とウェールズ代表の試合がランスでそれぞれ行われる。距離が近いこともあり、再び暴動が起きるかもしれない。
先日、イングランド代表対ロシア代表の試合が行われる前から3日間、ファン同士による乱闘騒ぎがマルセイユで起きていた。この暴動により、多数の負傷者が発生し、大きな問題となっている。
フランス政府はスタジアム周辺やファンゾーンなどでアルコール販売を禁止にするなど対策は行っているが、それでも再び暴動が起きる可能性が危惧されている。
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