ウルグアイ代表のルイス・スアレス【写真:Getty Images】
まさかの連敗でコパ・アメリカから早々の敗退を余儀なくされたウルグアイ代表。ビブスを投げつけ、出場が叶わなかった怒りを露わにしたFWルイス・スアレスだが、その理由は指揮官への反抗心ではなかったようだ。12日、アメリカメディア『ESPNデポルテス』が報じている。
第2戦のベネズエラ戦。リードを許した場面で、オスカル・タバレス監督に出場を志願するも拒絶されたスアレス。ビブスを投げつける怒りの行動を見せたが「チームに何もできないという無力感からあの行動を取ってしまった」と明かした。
また、試合中には苛立ちから何度もベンチを叩いていたようで、チームメイトから「ベンチが壊れてしまう」とたしなめられていたことも明らかにしている。
まさかのグループリーグ敗退となったスアレスとウルグアイ代表。優勝争いについてバルセロナのチームメイトであるリオネル・メッシとハビエル・マスチェラーノがいる「アルゼンチンに勝ってもらいたい」とコメントした。
今大会の最注目選手の一人と目されていたスアレス。残る試合は共に敗退が決まったジャマイカとの一戦のみである。このまま1分もプレーしないまま今大会から去ることになってしまうのだろうか。
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