セビージャに移籍が決まった清武弘嗣【写真:Getty Images】
現地時間10日、日本代表MF清武弘嗣のセビージャ移籍が決定した。だが、チームは過去に負った古傷を心配しているようだ。10日、スペイン紙『アス』が伝えている。
セビージャは日本代表MFの獲得を手放しでは喜んでいないようだ。清武は、昨年6月に負った怪我右足中足骨を骨折により、復帰は開幕後の9月からだった。復帰後は好調を示すも11月にふたたび怪我を負い、長期離脱を余儀なくされていた。そのためセビージャのスタッフはメディカルチェックの際に怪我の状態を入念に調べるようだ。
それでも同紙は「チームに多くの創造を与える26歳」と期待を隠していない。セビージャは今シーズン、ヨーロッパリーグ(EL)3連覇を果たした強豪だ。
EL3連覇に貢献したウナイ・エメリ監督は来シーズンはパリ・サンジェルマンで指揮を執る。新指揮官は未だ発表されていない。だが、チームに多くの想像を与えることを期待される清武に小さくない期待をスペインメディアからかけられていることは確実のようだ。
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