ボルシア・ドルトムントのMFヘンリク・ムヒタリアン【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントは今夏、日本代表MF香川真司とドイツ代表FWマルコ・ロイス以外の全ての“キーマン”が退団することになるかもしれない。9日、英紙『デイリー・メイル』が伝えている。
マンチェスター・ユナイテッドは、ついにドルトムントの背番号10番ヘンリク・ムヒタリアン獲得の問い合わせを行ったようだ。同選手の契約は2017年の6月30日まで。そのため、多くのビッククラブが熱視線を送られている。
ムヒタリアンはすでにドルトムントに契約延長を拒否したともみられている。豊富な資金を持つユナイテッドは、この逸材を2500万ユーロ(約30億円)で獲得できることを喜んでいるようだ。これまでリバプール、ユベントス、アーセナル、マンチェスター・シティなどがムヒタリアン獲得に名乗りを上げていた。
一方でドルトムントは主将マッツ・フンメルス、MFイルカイ・ギュンドアンを放出。FWピエール=エメリク・オーバメヤンも移籍間近と囁かれている。仮にムヒタリアンまでも放出することになれば、ドルトムントは主力4人を欠くことになる。来シーズンは大変革の年であると同時に、戦力ダウンは免れない。果たして、来季ドルトムントはどのようなメンバーで戦うことになるのだろうか。
【了】