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“終わった”と言われたイニエスタ、バルサでの雑音に反論「変化には時間が必要だった」

text by 編集部 photo by Getty Images

アンドレス・イニエスタ
バルセロナのアンドレス・イニエスタ【写真:Getty Images】

 バルセロナのMFアンドレス・イニエスタが自身に対する“雑音”に反論した。8日、カタルーニャ地元紙『エル・ペリオディコ』でのインタビューで語っている。

 昨季イニエスタはルイス・エンリケ監督の行なうサッカーの中に居場所がなくなったと報じられ、バルセロナで必要とされなくなったとみられていた。その雑音はイニエスタ本人の耳にも入っていたようで「どれだけの人がそう考えていたのかはわからない、だけどその発言は聞こえてきたよ。昨季は特にね。でもうまくいかない時は全部が“黒”に見られるのも慣れているよ」と明かした。

 イニエスタは新しいサッカーに適応する時間は必要であり「どんなシステムでもどんなチームでもプレーすることができると感じている」と自信を覗かせた。「自分は“ザ・ベスト”ではない。でも“違い”がある選手だ。全部揃っている選手といってもいいかもしれない。今はプレーに影響を与えるMFとして味方をサポートする仕事が多いね」と新しいサッカーで選手として成長することができたと満足感を示している。

 今季はクラブ・ワールドカップを含む公式戦44試合に出場し、バルセロナの国内二冠に貢献したイニエスタ。32歳を迎えたバルセロナの象徴は今なお成長を続けている。

【了】

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