スペイン代表のダビド・デ・ヘア【写真:Getty Images】
EURO本戦直前、最後のテストマッチとなったジョージア戦に敗れたスペイン代表。正GK争いの渦中にあるダビド・デ・ヘアは指揮官の采配に身を委ねている。7日、スペイン紙『アス』が報じている。
今回のジョージア戦に先発出場していたデ・ヘアには様々な質問が向けられた。白熱するイケル・カシージャスとの正GKのレギュラー問題について「我々はひとつのチームであり、皆全員がチームに自分を捧げている。これは監督が決める問題であって、レギュラーでなくても失望することはないだろう」と回答している。
また、ジョージアのゴールが決まった時に、GK論争が起こるかと思ったかという質問には、「試合中はいいプレーをし、チームの力になることだけを考えている。彼らが良かったというより、我々のミスと少しのツキで失点してしまった」とコメントした。
「こうした論争はメディアが生み出すものであって、我々3人のGKは皆いいゲームをしようと努めているんだ」とメディアの白熱ぶりにも冷静な対応をする、充実の25歳がスペイン代表黄金時代の絶対的守護神カシージャスからレギュラーを奪うチャンスはやって来るのだろうか。
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