ミランに所属する日本代表の本田圭佑が、7日に行われたボスニア・ヘルツェゴビナ戦の後に自身の去就について言及した。

　クラブとの契約を1年間残している本田は、近いうちに契約延長する可能性があると報じられている。この件について本田は「僕らサイドからのリークではないことは確かなんですけど、どういうふうに出たのかちょっと僕もよくわかっていない。詳細をどこまで言えるか分かんないんですけど、ハッキリ言えるのは残り１年の契約が残ってるってことだけで、いろんな可能性があるってことだと思います」と語り、噂について言及した。

　今季は公式戦37試合に出場し2得点7アシストを記録した本田。シーズン序盤は出場時間が短かったが、終盤に向けてフル出場を果たす試合も増えていた。ただ、本田は現状に満足していない。

「僕としてもね、首にさせられる結果だと認識してるんで、ある意味、自分の中では結果を残せなかったっていうふうに２年半を振り返ることはできてるんで。ミランで自分の役割を果たせなかったってことは、今の自分自身の頭の中にある」

　そして、今後の去就については「来年やるとかやらへんとかいうのはもちろん来年１年残っているので、僕が全てを決められるわけではないですけど、出ていくって可能性はこの結果なんで常々あると思ってます」と語り、退団する可能性があると語った。

　また、一方でシルビオ・ベルルスコーニ名誉会長が心不全で緊急搬送された件に関しては「知らなかったです。姿現す時はつねに元気なんで、まさかって感じですね」とコメントし、驚いた様子を見せた。

（取材：元川悦子）

【了】