「まだ改善する余地がある」【写真:goal.com】
アーセナルは4日に行われたプレミアリーグ第14節でハル・シティと対戦し、ホームで2-0と勝利した。アーセン・ヴェンゲル監督は、先制ゴールを挙げたFWニクラス・ベントナーを称賛している。
アーセナルは試合開始2分にベントナーのゴールで先制すると、47分にはMFメスト・エジルが追加点を奪いリードを広げる。その後も試合の主導権を握ったアーセナルは、安定した試合運びを見せ2-0で逃げ切った。
ヴェンゲル監督のコメントを、イギリス『スカイ・スポーツ』は、以下のように伝えた。
「ベントナーのパフォーマンスは素晴らしかったね。彼はチームに戻ってきて、練習でハードワークをしていたんだ。アーセナルでプレーするだけのクオリティーを彼が持っていることは知っていたよ。それを、今日の試合で見せてくれたんだ」
試合については以下のように振り返っている。
「試合は支配していた。技術の高いテクニックと素晴らしい姿勢を見せてくれた。そして、決して諦めることをしなかった。残念だったのは、すべてのチャンスを生かせなかったということだ。まだ改善する余地はあるね」
開幕前は優勝候補筆頭と見られていたマンチェスター・ユナイテッドは、この日の試合でエヴァートンに0-1で敗れた。アーセナルはユナイテッドとの勝ち点差を12に広げたが、ヴェンゲル監督はユナイテッドがタイトルレースから外れていないことを強調している。
「タイトル争いから除外できない。まだ早すぎるよ。(エヴァートン戦で)負けたことには驚いている。我々は(優勝する)チャンスをつかむためにも、勝ち続けなければならないんだ。ほかのチームのことは心配していない」