元ブラジル代表のリバウド氏が、本来10番を背負っているネイマールがコパ・アメリカに出場していない件について言及した。7日に英メディア『ESPN FC』が報じている。

　ブラジル代表の背番号10は、これまでにペレ氏、ロベルト・リベリーノ氏、リバウド氏、ジーコ氏、ロナウジーニョやカカなど、エース級の存在となる選手が背負ってきた伝統の番号だ。現在はネイマールがその番号を背負っているが、今回は不在のため、代わりにルーカス・リマが着用している。

　このことに関してリバウド氏は「ブラジルの試合を見たとき、大きな悲しみを感じた。背番号10を背負う選手がベンチに座っていたんだからね。代表チームにとって、このユニフォームは特別だ。背番号10を背負うネイマールはコパ・アメリカに参加しておらず、ルーカス・リマが代わりに着用している。素晴らしい選手だと思うが、チャンスを与えられたのは後半40分ごろだった」と語り、エースが存在しないことに失望した様子を見せている。

　ネイマール不在のブラジル代表はエクアドル代表と対戦し、初戦を0-0の引き分けで終えた。ブラジル代表らしい攻撃が見られず、ノーゴールに終わっている。次はペルー代表に敗れたハイチ代表が相手だが、本来の攻撃力を見せつけることはできるのだろうか。

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