岡崎慎司【写真:Getty Images】
日本代表は6日、大阪府内でキリンカップ決勝ボスニア・ヘルツェゴビナ戦に向けての前日練習を行った。
キリンカップ制覇へ、岡崎慎司はボスニア戦のイメージを膨らませている。
「向こうはスロースターターで来る可能性もある。スタートで相手の出鼻くじくっていうのが、自分たちが一番最初にやらないといけないこと」
かつて対戦したベラルーシやセルビアと似たチームと見ているようで「自分たちの方がボールを保持するというか、攻撃を仕掛けないといけないと思う」と、相手の術中にははまらないつもりだ。
準決勝のブルガリア戦でゴールを決め、代表通算49点とした岡崎。決勝で得点を挙げれば大台の50点到達となり、本人も「取りたいですね」と意欲を示す。
「たくさんの人に応援してもらったシーズンでもあるし、悔しい思いをしたシーズンでもあった。そういうのを最後にいい形で終わらせたい」
レスターでプレミアリーグ優勝を達成したが、岡崎はさらなる高みを見据えている。
「自分が上に行くためのに来シーズンが勝負だと思っている。上に行けるチャンスはあると思ので」
日本屈指のストライカーはまだまだ貪欲に成長していこうとしている。まずは、ボスニアとの決勝でチームを優勝に導くゴールを決めたいところだ。
(取材:元川悦子)
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