レスター・シティのイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディの妻レベッカ・ニコルソンさんは、サポーターからの非難に遂に堪忍袋の緒が切れたようだ。4日に自身のツイッターでその怒りを露わにしている。

　夫のヴァーディは、今季にレスターの歴史的優勝に大きく貢献したエースだ。しかし現在、契約違約金の2000万ポンド（約31億円）を提示したとされるアーセナルへの移籍が濃厚だとみられている。そのことで、レスターのサポーターからSNS上で大非難を浴びているようだ。

　同選手の公式ツイッターに埋め尽くされたメッセージには、「頼むから（アーセナルのアーセン・）ベンゲル（監督）からのオファーを受け入れないでくれ」と求めるメッセージもあるようだが、大半は侮辱表現ばかりのようで、一番ソフトな表現でさえ「お前はやっぱり傭兵だ」という非難だという。

　その上、ヴァーディの妻のレベッカさんもその非難の対象とされているようだ。同夫人は遂にそのことに耐えられなくなり、自身のツイッターでレスターのサポーターに怒りの返答をしたようである。

　「レスターのサポーター、私を侮辱しないで。私は夫がしたキャリアの決断に全く関係ないの。これは不当だわ」と訴えかけている。

　今季にレスターで大ブレイクし、今月に始まるEURO2016に挑むイングランド代表の一員にまで一気にキャリアアップしたヴァーディ。先月にはレベッカさんと結婚して幸せの絶頂期にあったが、すでにその幸せにひびが入るような状況に直面しているようだ。

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