バルセロナが狙うミラレム・ピャニッチ【写真:Getty Images】
バルセロナは、ユベントスが狙うローマの“ピアニスト”強奪を狙っているようだ。2日にスペイン紙『ムンド・デポルティボ』が伝えている。
2011/2012シーズンにローマで監督を務めた現バルセロナのルイス・エンリケ監督は、当時指導したミラレム・ピャニッチをクラブへ連れて来たいようだ。そこで、同クラブのスポーツディレクターであるアリエド・ブライダ氏は、取引を加速させるために同選手の代理人であるミハエル・ベッカー氏と接触したようである。理論上、同選手に設定されてある3800万ユーロ(約46億円)の契約解除金を支払いさえすれば、どのクラブも獲得は可能だ。
ピャニッチの獲得を狙っているチームはバルセロナだけではない。レアル・マドリー、パリ・サンジェルマン、ユベントス、そしてマンチェスター・ユナイテッドも同選手の獲得を狙っているとみられている。同選手も「タイトルが欲しい」と発言しているだけに今夏に移籍する可能性は十分に考えられそうだ。
特筆すべき点は、現在設定されている契約解除金の有効期限である。8月半ばにその期限を迎えるようで、来年には、つまり2018年まで結ばれている契約期限の1年前になれば、その金額は2800万ユーロ(約34億円)まで下がるようだ。
欧州の様々なビッグクラブから注目されているピャニッチ。果たして今夏に契約解除金を支払うクラブは現れるのだろうか。
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