ホームでザントハウゼンに4-2【写真:goal.com】
4日に行われたDFBポカール3回戦、フランクフルト対ザントハウゼンの一戦は、4-2でホームのフランクフルトが勝利を収めた。フランクフルトMF乾貴士は先発出場し、89分までプレー。2点目となるPKを獲得したほか、ポスト直撃のシュートを放ったが、ゴールを奪うことはできなかった。
2部のザントハウゼンをホームに迎えたフランクフルトは、19分にカドレツのクロスにホセルが合わせて先制。リードを奪って前半を終えると、後半の立ち上がりに追加点を挙げる。
フィードで裏に抜けた乾が倒されると、ペナルティーエリアの中かどうか微妙だったが、主審はPKと判断。これをホセルが確実に決め、2-0とした。
しかし、リーグ戦で9試合白星がないフランクフルトは、このリードを守り切れない。64分にローデのオウンゴールで1点を許すと、わずか2分後にCKから再び失点。あっという間に追いつかれてしまう。
それでも、72分にフランクフルトはカドレツのゴールで再度勝ち越しに成功。81分には、ホセルのお膳立てで乾が絶好機を迎えたが、シュートは左ポストを叩いた。
アディショナルタイム、ザントハウゼンのCKのチャンスにGKも攻めに出るが、フランクフルトはこのCKをしのいでカウンター。最後はホセルががら空きのゴールへとシュートを流し込み、ハットトリックを完成させ、4-2の勝利をしめくくった。
また、同日のアウクスブルク対バイエルン・ミュンヘンの一戦は、2-0でバイエルンが勝利した。開始早々の4分にロッベンのゴールで先制すると、後半にミュラーが追加点を挙げている。だが、この試合で相手GKと衝突したロッベンが、負傷交代を余儀なくされている。
DFBポカールは3回戦を終え、ベスト8が出そろった。3日の試合で勝ち上がりを決めたカイザースラウテルン、ハンブルガーSV、ホッフェンハイム、ボルシア・ドルトムント、前述のフランクフルトとバイエルンのほか、レヴァークーゼン、ヴォルフスブルクが準々決勝に駒を進めている。準々決勝は2014年2月第2週に予定されている。