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ペップの“作品”踏襲をバイエルン新監督が宣言「改悪する必要はない」

text by 編集部 photo by Getty Images

カルロ・アンチェロッティ
バイエルン・ミュンヘン新監督のアンチェロッティ氏【写真:Getty Images】

 来シーズンよりバイエルン・ミュンヘンを率いるカルロ・アンチェロッティ監督は、前任者が作り上げたチームに大きく手を加えるつもりはないようだ。1日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が伝えている。

 アンチェロッティ監督は、新チームの方向性に対し「私は成功した未来を構築するために前任者ジョゼップ・グアルディオラ監督の作業の引き継ぎ行なう」と話し、大きな方向転換を考えていないようだ。

「シーズン前に、グアルディオラ監督と話すことができると思う。彼は、過去3年間にわたって優れた仕事をした。それを改悪する必要はない。私は彼の“作品”から私のバイエルンを作っていきたい」

 アンチェロッティ監督は2001年にミランの監督に就任後、セリエAとコッパ・イタリア、チャンピオンズリーグ(CL)優勝を経験。その後もチェルシーとパリ・サンジェルマンでリーグ優勝を、レアル・マドリーでは再びCL優勝をなし遂げた。成功の秘訣の一つに、前任者のやり方を尊重し、“作品”の踏襲があるようだ。

【了】

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