バルセロナのリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
脱税で訴えられているリオネル・メッシの裁判がついに始まる。30日付けスペイン紙『マルカ』が報じた。
メッシと父親であるホルヘ・メッシ氏は税務署を代表する政府弁護団から2007年から2009年に税務署に対して行われた410万ユーロ(約5億円)脱税の罪で訴訟されており、裁判が現地時間31日から始まる。
カタルーニャ州地方紙が2013年9月にメッシがガヴァ裁判所で行った証言情報を載せている。そこでメッシは税務関係を管理しているのは「自分の家族、父親と母親」であり、サインする書類の内容は「全く見ない。何にサインしているのか知らない」と証言したとのこと。
さらにメッシは「父親を信頼しているし、彼が言うことをやる。自分が集中するのはサッカーだけ」と両親への絶対的な信頼を示しており、タックスヘブンの会社についても「もしそれに気がついても自分は何もわからない」と語った。お金や肖像権の管理をするのは自身ではなく、1年の終わりにどれだけ収入があったかの要約を見るだけであり「お金がどこに行くのかどこにあるのか知らない」と説明している。
果たしてメッシにはどのような判決が待っているのだろうか。
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