「大切な人の近くにいなければいけない」【写真:goal.com】
バイエルン・ミュンヘンMFピエール=エミール・ホイビュルクが、母国デンマークのメディアで、父親が胃がんを患っていると明かした。同選手は、ジョゼップ・グアルディオラ監督が自身の話に涙を流し、サポートしてくれたと話している。
今年8月に18歳となったホイビュルクによると、医者からは父親が生きられないかもしれないと言われたそうだ。理由を聞いたグアルディオラ監督は、若者のつらい境遇に涙をこらえられなかったという。複数メディアが、ホイビュルクのコメントを伝えた。
「練習に来ても、僕は泣くのを止められなかった。父が死ぬかもしれない。僕は18歳で、ここにいて、ケガをしていて、僕は一人だ。どうすればいいんだ?」
「監督は『お父さんの話を聞いた。とても、とても心を痛めている。自分にとって大切な人の近くにいなければいけない。たとえそれが仕事に影響してもだ』と言ってくれた。そして泣き始めたんだ。何と言っていいか分からない、自分もクラブも常に僕を支えると言ってくれた」
ドイツ『Spox.com』によると、バイエルンはホイビュルクの父親がドイツで治療を受けられるように手配したそうだ。同選手は「今は、父が生きられるかもしれないと言われている」と話している。