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岡崎、“奇跡の優勝”も…「僕の中では終わった」。余韻浸らず視線は来季に

text by 編集部

岡崎慎司
レスター・シティの岡崎慎司【写真:編集部】

 日本代表メンバーは26日、千葉県内でトレーニングキャンプを行った。3日目となったこの日からは、レスター・シティの岡崎慎司が合流している。

 今季のプレミアリーグで“奇跡”と呼ばれる優勝を遂げたレスターの一員として活躍した岡崎。チームは優勝後、地元レスターやタイなどで盛大なパレードを行うなどその喜びを分かち合っている。

 しかし岡崎は、「僕の中では終わりましたね。逆に疲れましたね。いろいろやりすぎて」と、優勝ムードに浸っている様子はない。

「優勝したことをあまり引きずっていないというか、もっとサッカーしたいって今思えているので(代表)チームにも必要とされているし、自分もそういう場にいたいって思う。休むときにいつも思うんですけど、またサッカーしたいなって。それがいまは単純にありますね」

 そんな岡崎だが、視線は来季へと向けられている。来季のチームの目標を聞かれた岡崎は、次のように答えた。

「まずチーム自体がいろいろ変わると思うんですよね。選手も変わるだろうし、意識も変わるだろうし。目標は監督も言ってる通りプレミアリーグは残留争いだと思うんですよ。チャンピオンズリーグ(CL)も決勝トーナメントいければいいっていう考えだと思うんですけど。その中で自分が必ず必要になるって信じてるし、その中で自分がストライカーの位置に結果を残して入っていくっていうのが自分の最大の目標なので、そのためには途中からだろうが何だろうが決めるっていう意識が必要だと思う」

 今季はプレミアリーグで5得点、カップ戦で1得点という結果を残した岡崎だが、「満足していない」と振り返り、個人の目標は「プレミアリーグで2桁っていうのもそうだし、CLでもできるだけ点を取ること」と述べている。

(取材・文:今関飛駒)

【了】

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