エムレ・モアが所属するFCノアシェラン【写真:Getty Images】
ドルトムントが、デンマーク1部のFCノアシェランに所属する18歳のトルコ代表FWエムレ・モア獲得に動き出したようだ。25日に独紙『ディー・ヴェルト』が報じている。
同紙によると、ドルトムントは移籍金100万ユーロ(約1億2000万円)とボーナスを組み合わせた内容でモア獲得に動いているとのこと。昨季までマインツを率い、今季はノアシェランの指揮官を務めているカスパー・ヒュルマンド監督が「彼の才能は尋常ではない。彼は予測不可能なスピードを持っている。まさに”トルコのメッシ”だ」と語るほど、超逸材の選手のようだ。
モアは昨年11月にトップチームに昇格し、今季は公式戦13試合出場で2得点を決めている。デビューから数試合で才能を発揮し、すでに主力に定着。スピードに乗ったまま変幻自在なドリブルで相手を交わすのが得意な選手だ。
現在は”ほぼ無名の選手”だが、ドルトムントはいち早くその才能に気づいたのかもしれない。獲得することができれば、昨年夏に加入したユリアン・ヴァイグルのように大きな活躍を見せる可能性もありそうだ。
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