ミランが獲得を狙っているマルクス・ヘンリクセン【写真:Getty Images】
ミランが、エールディビジのAZに所属する23歳のノルウェー代表MFマルクス・ヘンリクセン獲得に向けて接触してきたと、選手の代理人が明かした。25日に伊メディア『カルチョメルカート』が報じている。
ヘンリクセンは今季公式戦41試合に出場し19得点9アシストを記録。クラブでは背番号10を背負い、キャプテンを務めた試合もある。得意とするポジションはトップ下で、攻撃を組み立てながらも自らゴールを決める力を持っている選手だ。
また、ノルウェー代表としても背番号10を背負っている。トップ下の他にセンターフォワードとして出場した試合もあり、これまでに通算24試合出場で2得点を決めていた。U-15からU-23までの全ての各世代別代表として活躍した経験があり、ユース時代から期待されている選手である。
今季の活躍により、多くのクラブから注目を集めている。選手の代理人は「ミランとナポリから接触があった。将来の可能性としてイタリアもあるが、他の国からもたくさんのオファーがある。AZを離れるかって? オファーを考えたらその可能性もあるね」と語り、ミランと接触したことを明かした。
同紙によると、移籍金は700万ユーロから800万ユーロ(約9億8000万円)ほどとのこと。比較的安く獲得できるため、コストパフォーマンスに優れた選手と言えるかもしれない。
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