原口元気【写真:Getty Images】
日本代表候補メンバーの海外組は25日、千葉県内でトレーニングキャンプを行った。この日から原口元気が合流している。
所属するヘルタ・ベルリンでは主力の一人として稼働したが「得点もアシストも数字の部分は…」と言葉を濁すなど、満足できない面もあったようだ。それでも、かつては生粋のドリブラーだった原口はそうした長所を残しつつ、献身的で泥臭いプレーでチームに貢献。「来シーズンはもっとストロングな部分を伸ばしていく年にしたいし、それが数字にも直結すると思う」と更なる成長を誓った。
日本代表では様々なポジションを経験しているが「やっぱり試合に出たいので、使われたところで結果を残したいという気持ちしかない」と、戸惑いはない様子だ。ハリルジャパンでの地位を確固たるものにするために必要なものは「間違いなく数字」ときっぱり。
「得点に直結するようなプレー、そういう部分で強い選手がここにはたくさんいる。プラスアルファで今の運動量とかスプリントとかを出せれば戦っていけるかなと思います」
ドイツの地で経験を積み、課題も見つけた原口。キリンカップでは自身のこだわる「数字」を残すことができるだろうか。
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