マンチェスター・ユナイテッドの監督就任が目前となっているジョゼ・モウリーニョ氏【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドは、来季の監督にジョゼ・モウリーニョ氏の就任が濃厚といわれているが、カルロ・アンチェロッティ氏がこれについて言及した。英紙『デイリー・テレグラフ』が報じている。
かつてミランやレアル・マドリーでチャンピオンズリーグ優勝を果たしたアンチェロッティ氏は、来季からバイエルンの監督に就任することが決定している。
ユナイテッドは2年間指揮を執ったルイス・ファン・ハール監督の解任を発表し、モウリーニョ氏の招聘は決定的とも伝えられている。
アンチェロッティ氏は、ユナイテッドにとってモウリーニョ氏を招聘することは、“良い結婚”だと語り、太鼓判を押している。
「ユナイテッドにとっては“良い結婚”だろう。モウリーニョはプレミアリーグのことをよく理解している。彼は世界でもベストの監督のひとりであり、ファン・ハールのもと2年間やってきたことを改善するのに必要な人物である」
そんなアンチェロッティ氏だが、過去にユナイテッドの監督就任に近づいたことがあったと明かしている。2012/13シーズンにアレックス・ファーガソン氏が退任した際、アンチェロッティ氏が後任として名前が挙がっていたという。
「私がマドリーに行く前、(ユナイテッドに)近づいたことがある。ファーガソンと話したんだ。最終的にはマドリーと約束してまっていたけどね」
モウリーニョ氏のユナイテッド行きは今週中にも決まると現地メディアは報じている。両者の“ゴールイン”はもうすぐのようだ。
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