メッシ、C・ロナウド、リベリの接戦を予想【写真:goal.com】
UEFAのミチェル・プラティニ会長は、2013年FIFAバロンドール選出が同賞の歴史上最も困難な選出になるとの見解を示している。
現在、候補者が23名に絞られている今年度のバロンドール。その中でもバルセロナFWリオネル・メッシ、レアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウド、バイエルン・ミュンヘンMFフランク・リベリの3選手が受賞の有力候補と予想されている。
プラティニ会長は、スペイン『アス』のインタビューに答え、今年度のバロンドールについて拮抗した争いになると話した。
「有力なのはメッシ、クリスティアーノ、リベリのように見えるね。メッシとクリスティアーノは素晴らしく、リベリはすべてを勝ち取った。3人とも偉大な選手だ。今年のバロンドール選出は、この賞の歴史で最も難しいものとなるだろう」
また、FIFAおよび『フランス・フットボール』は、11月15日に終了していたバロンドールの投票期限を、29日まで延長することを決定していた。プラティニ会長は、この決定に関して問われると冗談交じりにこう返している。
「延長はFIFAの決定だ。だが、その決定はクリスティアーノがハットトリックをしてポルトガルのワールドカップ出場を決めたのと同時期にされたものだ。もしかしたら、FIFAはクリスティアーノを喜ばせようと図ったのかもしれない」
一方、プラティニ会長はメッシが受賞した2010年のバロンドールにも触れ、同年にワールドカップを制覇したスペイン代表の選手が受賞すべきだったと主張している。
「それは私も疑問に思っているよ。2010年のバロンドールは、スペイン人が受賞すべきだった。(アンドレス・)イニエスタ、シャビ(・エルナンデス)…。受賞したメッシは偉大なチャンピオンだが、2010年に関しては、私はスペイン人が受賞すべきだったと考えている」
2013年のバロンドールは今月上旬に最終候補3名に絞られ、来年1月13日に受賞者が決定する。