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マンUの伝説、監督交代に不満「モウリーニョを愛するが“ユナイテッド”ではない」

text by 編集部 photo by Getty Images

エリック・カントナ
マンチェスター・ユナイテッドの伝説エリック・カントナ氏【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッドの伝説であり、カリスマでもあるエリック・カントナ氏が次期監督に目されるジョゼ・モウリーニョ氏に対して苦言を呈した。24日、英紙『ガーディアン』が伝えている。

 カントナ氏は「私はモウリーニョ氏を愛するが、彼は“ユナイテッド”ではない」と次期監督発表を前に警鐘を鳴らす。「私は彼の人格を愛し、彼が試合への情熱、彼のユーモアが大好きだ」と語った。

「(モウリーニョ氏は)選手たちに100%を要求する。そして非常に知的だ。だからこそ彼は多くのタイトルを勝ち獲ってきた。しかし私は、彼が勝ったとしても、ユナイテッドのファンが愛するサッカーのタイプだとは思わない」

 ユナイテッドのファンたちの“気性”を知るカントナ氏は「彼はユナイテッドに勝つことができる。しかし、勝った場合でも、サッカーのスタイルを気にいるかな? 私はそうは思わない」と、モウリーニョ監督就任に警鐘を鳴らす。

 観客席にいたファンに飛び蹴りを見舞った「カンフーキック」で知られるカントナ氏。選手としても卓越した能力を発揮し、1992年から1997年まで在籍。その5年間で185試合に出場、82得点を記録している。カントナ氏は、現在でも史上最高の背番号「7」と言われるほどのインパクトを残した。

 一部のクラブ幹部やレジェンドたちからスタイルを問題視されているモウリーニョ監督。果たして、ユナイテッドで成功を収めることはできるのだろうか。

【了】

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