オランダ1部のフィテッセは23日、同クラブから各国代表に選出された9人を発表した。

　その中には太田宏介の名前も含まれており、クラブ公式サイト上では「日本代表の暫定メンバー入りを果たした。最後まで残れば6月3日のブルガリア戦に出場する」と明かされている。

　来月初旬のキリンカップに向けた日本代表メンバーは26日に正式発表される見込みで、太田が招集されれば11ヶ月ぶりの代表復帰となる。なお24日から行われている海外組のみのトレーニングに太田は参加していない。

　すでにシーズンを終えているフィテッセからは太田の他、チャン・ユニンが中国代表に、マーベラス・ナカンバがジンバブエ代表に、ヴァレリ・カザイシュビリとグラム・カシアがジョージア代表に、エロイ・ルームがキュラソー代表に、シェラン・イェイニがイスラエル代表に、ルイス・ベイカーがイングランドU-21代表にそれぞれ招集されている。

　1月にオランダへ移籍してからレギュラーとして出場を重ね、ヨーロッパ仕様のプレーを身につけた太田の名前はヴァイッド・ハリルホジッチ監督の口から読み上げられるだろうか。クラブの発表では「暫定メンバー入り」となっているため、26日に発表される日本代表メンバーに注目が集まる。

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