ミランの本田圭佑【写真:Getty Images】
ミランの日本代表FW本田圭佑は、来季に向けての去就がいまだはっきりしていないようだ。『カルチョメルカート.com』『トゥットスポルト』などが報じている。
コッパ・イタリア決勝のユベントス戦で敗れ、ミラン移籍後初のタイトルを逃した本田だが、試合翌日の練習後、アドリアーノ・ガッリアーニCEOと本田の兄で代理人の弘幸氏が来季の契約について会談を行ったという。
しかし、現在ミランは中国企業への身売りが迫っており、本田の将来はこれに左右される可能性があると伝えられている。
ミランの株式を100%保有する投資会社フィニンベスト社は、中国のアリババ社への株式売却がスタートしており、クラブの経営が大きく変わろうとしている。
そのため、本田の去就については7月まで不透明のままだと現地メディアは伝えている。本田とミランの契約は来季限りまでとなっているため、ミランは今夏に売却すれば移籍金を得ることができる。
一方では契約延長の噂も挙がっているため、この夏にどのような決定が下されるかは本田の今後を大きく左右することになりそうだ。
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